2025/07/17

小中学校10校体育館空調設備設置工事

工事名 小中学校10校体育館空調設備設置工事
請負金額 818,202,000円(税込)
施主 埼玉県吉川市
所在地 吉川市大字平沼73番地他9箇所
建物構造 鉄骨造 平屋建て
延べ床面積 630㎡ほか9箇所
工種 空調設備工事一式
ガスヒートポンプマルチエアコン
室外機 冷房:45.0kw 暖房:50.0kw 1台
室外機 冷房:56.0kw 暖房:63.0kw 36台
室外機 冷房:71.0kw 暖房:80.0kw 3台
室内機天吊り型 冷房:11.2kw 暖房:12.5kw 8台
室内機天吊り型 冷房:14.0kw 暖房:16.0kw 63台
室内機天吊り型 冷房:16.0kw 暖房:18.0kw 34台
室内機壁掛け型 冷房:7.1kw 暖房:8.0kw 5台
室内機天井カセット型 冷房:14.0kw 暖房:16.0kw 3台
電気設備工事一式
ガス設備工事一式
建築設備工事一式

工事のポイント

小中学校体育館への空調設備設置工事でしたが、球技(バスケットボール・バレーボール)による空調機への衝撃が懸念されました。
原設計では、防球ガードは設置されていましたが、空調機上部についてはナイロンネットのみの防護仕様となっていました。
そこで、発注者に対し上部防護をアルミパンチングパネルへ変更することを提案し、空調機上部からの衝撃に対する懸念を解消しました。
外部室外機置場において、グラウンドに面した学校では、原設計ではネットフェンスのみの防護仕様となっていました。
しかし、体育館内部と同様に、室外機上部からボールが侵入する可能性が懸念されたため、
上部にもナイロンネットを設置し、懸念事項を解消しました。
室外機置場では、空調配管・ガス配管・電気配管が交錯するため、納まりと美観性を考慮し、各種配管をスリムダクトRDで集約しました。
これにより、外観の整備性を高めるとともに、将来的なメンテナンス性にも配慮しました。

担当者の声

本工事は、小中学校10校の体育館への空調機設置で、全校運用開始までわずか1年間という短期間での完成が求められました。
工程管理が最大の課題でしたが、着工前から各学校の行事予定や要望を綿密に確認し、
体育館の使用制限についても関係者と密に打ち合わせを重ねることで、計画通り工程を進めることができました。
空調機の運転が開始された際には、先生方や生徒の皆さんから「快適になった」との喜びや感動の声をいただき、
大きなやりがいを感じる現場となりました。